お風呂の水垢にクエン酸を使ったらひどくなった!床が白くなったらどうする?

お風呂の水垢にクエン酸を使ったらひどくなった!床が白くなったらどうする?

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水垢にはクエン酸を使うと良いという話を聞いたことがある方は多いですよね。

しかし実際に試してみると、クエン酸を使って水垢がひどくなってしまった!という経験をした方もいるようです。

せっかく綺麗にしようとしたのに、お風呂の床が白く悪化してしまうと困りますよね。

今回は、お風呂の水垢にクエン酸を使ったらひどくなってしまった時の原因と対処方法について調査しました。

水垢にクエン酸を使ったらひどくなってしまった…

お風呂の床が白くなってしまった原因は?

綺麗に落とすにはどうしたらいい?

などの疑問にお答えしていきます。

目次

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水垢にクエン酸を使ってひどくなってしまう原因

お風呂の水垢をクエン酸で掃除して酷くなってしまうのは、以下の原因が考えられます。

  • 手垢や皮脂の汚れにクエン酸が反応した
  • クエン酸が綺麗に流しきれていない
  • 放置する時間が長すぎた
  • クエン酸の濃度が高すぎる

それぞれの原因について、以下で解説していきます。

1. 手垢や皮脂の汚れにクエン酸が反応した

水垢の成分にクエン酸が化学反応を起こし、白くなることがあります。

水垢は水道水に含まれる炭酸カルシウムが石灰化することによって発生する、アルカリ性の汚れです。

アルカリ性の水垢にクエン酸の酸性が反応し、白い結晶となって浮き上がってくることがあります。

2. クエン酸が綺麗に流しきれていない

シャワーで浴槽を洗い流している画像

流しきれなかったクエン酸の成分が床に残り、白く浮き出てくる場合があります。

掃除に使用したクエン酸を綺麗に流しきれていないまま放置しておくと、先に水分だけが蒸発していきます。

蒸発せず残ったクエン酸が結晶化して、白く浮き上がってくるのです。

この場合、白く残っているのは汚れではなく、クエン酸の成分そのものということになります。

3. 放置する時間が長すぎた

クエン酸を散布した後、漬け置きする時間が長すぎることも原因の一つです。

水垢の汚れがひどい時などには、クエン酸を塗布したあと漬け置きしてしばらく放置する方法があります。

その際に、放置する時間が長くなりすぎると、放置している間に水分が蒸発し、クエン酸の成分が白く浮き上がってきてしまうのです。

4. クエン酸の濃度が高すぎる

使用するクエン酸の濃度が高いことで酸焼け(薬品焼け)を起こしてしまっていることもあります。

クエン酸を掃除に使用する際は水に溶かしてスプレー状にしてから使用しますよね。

この時に、クエン酸を入れすぎたり、水が少なかったりすると、濃度の高すぎるクエン酸スプレーができてしまいます。

濃度の高いクエン酸スプレーを掃除に使用することで、「酸焼け(薬品焼け)」と呼ばれる現象が起き、床や鏡などが白く変色してしまうことがあります。

お風呂場の床が白くなってしまったときの対処方法

お風呂の床の画像

クエン酸での水垢掃除によって、お風呂の床が白くなってしまったときの対処方法を紹介します!

  • 重曹スプレーを使う
  • アルカリ性の洗剤を使う
  • 酸焼けの場合は、クレンザーでの除去が必要

それぞれの対処方法について、下記で解説していきます。

1. 重曹スプレーを使う

クエン酸を中和して溶かすために重曹スプレーを使う方法です。

クエン酸の成分が残って白くなってしまっているときは、結晶化したクエン酸を綺麗に落とすことで解決します。

重曹はアルカリ性なので、クエン酸の酸性と反応し、結晶化したクエン酸を溶かすことができます。

重曹スプレーの作り方 : スプレーボトルに水200㎖と重曹小さじ1を入れ、よく溶かす。

重曹スプレーの使用方法
  1. お風呂の床の白くなっている部分に重曹スプレーを吹きかける。
  2. ブラシなどでこすり洗いをする。
  3. 水でよく洗い流す。

汚れがひどい時は、重曹スプレーを吹きかけた上からキッチンペーパーやラップをかぶせ、30分~1時間程度漬け置きをします。

漬け置き後、こすり洗いをし、よく洗い流しましょう。

重曹スプレーを使用する際は、漬け置きのし過ぎや濃度を高くしすぎないように注意しましょう。

2. アルカリ性の洗剤を使う

重曹でも落ちにくい場合は、市販のアルカリ性の洗剤を使ってみましょう。

重曹を使用するのと同じ原理で、結晶化したクエン酸を溶かすのにアルカリ性の洗剤を使うという方法です。

アルカリ性の洗剤の例
  • 油汚れ用マジックリン
  • 激落ちくん セスキ 密着 泡スプレー
  • ドメスト

アルカリ性の洗剤を、クエン酸で白くなってしまった部分にかけてこすり洗いをします。

汚れがひどい時は、重曹での掃除と同様に30分~1時間程度漬け置き洗いをしてみましょう。

3. 酸焼けの場合は、クレンザーでの除去が必要

酸焼け(薬品焼け)と呼ばれる状態になっている時は、研磨剤入りのクレンザーで酸焼けになっている部分を削り取ることが必要になります。

下記の商品のほかに、シートタイプの研磨剤もあります。

お風呂の素材によっては、研磨剤が素材を痛める可能性があるので、目立たない所で試してから使用すると良いでしょう。

クレンザーによるこすり過ぎで、お風呂に傷をつけてしまわないように注意しましょう。

また、酸焼けになってしまうと自宅での掃除では除去することが難しい場合もあります。

どうしても落とせない場合はクリーニング業者に依頼したり、鏡や浴槽を交換することも検討してもいいでしょう。

水垢の掃除にクエン酸を使うときの注意点

お風呂の水垢掃除にクエン酸を使用するときは、以下の点を必ず守りましょう。

  • お風呂の床や浴槽の素材にクエン酸が使用可能かどうか確認する
  • クエン酸の濃度を守る
  • 漬け置きをするときは放置時間を守る
  • 塩素系漂白剤と混ぜない

お風呂の床や浴槽の素材にクエン酸が使用可能かどうか確認する

クエン酸を使用できない素材に対してクエン酸で掃除をしてしまうと、お風呂の床や浴槽を痛めてしまうことになります。

床や浴槽の素材にクエン酸を使用可能かどうか、確認したうえで使用しましょう。

クエン酸を使用できない素材
  • ステンレスなどの金属
  • ゴムやプラスチックなどの合成樹脂
  • 大理石

素材がわからない場合は、目立たない箇所で試してから使用すると良いでしょう。

クエン酸の濃度を守る

クエン酸をスプレー状にして使用する際は、クエン酸の濃度をしっかり守ることも大切です。

濃度が高すぎるクエン酸スプレーを塗布してしまうと、酸焼け(薬品焼け)を引き起こしてしまいます。

クエン酸スプレーの作り方 : 水100㎖~200㎖に対し、クエン酸小さじ1を入れて溶かす。

漬け置きをするときは放置時間を守る

タイマーの画像

クエン酸スプレーを吹きかけて放置し、漬け置き洗いをするときは、放置時間を正しく守りましょう。

最適な漬け置き時間は30分~1時間程度です。

長くつけておけばその分汚れが落ちると考えがちですが、先述の通り、漬け置きのしすぎはクエン酸が結晶化する原因になります。

30分~1時間程度漬け置きすれば十分汚れは浮き上がってきているので、そのあとはすぐにブラシなどでこすり洗いをし、綺麗に流しましょう。

塩素系漂白剤と混ぜない

クエン酸を使用する際は、キッチンハイターやカビキラーなどの塩素系漂白剤とは絶対に混ぜてはいけません。

クエン酸の酸性は塩素系漂白剤と混ざると有害なガスを発生させてしまいます。

使用する際には混ざらないように細心の注意を払いましょう!

クエン酸以外で、頑固な水垢を落とすには?

クエン酸を使用しても落ちない場合は、以下の方法を試してみましょう。

  • クレンザーを使用する
  • メラミンスポンジでこする
  • 水垢専用の洗剤を使用する

クレンザーには研磨剤が含まれているので、水垢につけてこすることで、水垢を落とすことができます。

ネット通販のほか、100均などでも入手できる「メラミンスポンジ」でこする方法もあります。

水垢を除去する専用の洗剤を使用する方法もあります。

ホームセンターやネット通販などで購入できるものもありますので、探してみると良いでしょう。

どうしても落とせない場合はクリーニング業者に依頼するのもあり

自分の力では水垢を落としきれない…という時は、クリーニング業者にお願いするのも一つの方法です。

自分で掃除するより料金はかかりますが、プロの手で綺麗に掃除してもらうことができます。

自分で掃除する時間が取れない方や、徹底的に綺麗にしたい方にはおすすめです。

それぞれプラン内容や料金に違いがあるので、見積もりを取ってもらうことをおすすめします。

まとめ

今回は、「水垢の掃除にクエン酸を使用して、白くなってしまったときの原因と対処方法」について調査しました。

  • クエン酸でお風呂の床が白くなるのは、クエン酸が結晶化したり、酸焼けを起こしたなどの原因がある
  • 白くなってしまった時は、重曹やアルカリ性の洗剤で溶かす、クレンザーで磨く
  • クエン酸で掃除をする時は、濃度や時間、使用できる素材に注意する
  • どうしても落とせない時はクリーニング業者にお願いするのもあり

お風呂の床や鏡が白くなってしまってお困りの方は、ぜひ上記の情報を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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