洗濯後、いつでもふわふわのタオルを気持ちよく使いたいという人は多くいます。
しかし洗濯の仕方によっては、洗濯物がパリパリになってしまうこともありますよね。
洗濯物がパリパリになる原因は何?
柔軟剤を入れても固いのはどうして?
ふわふわに仕上げる方法はある?
など、疑問に思うことも多いはず。
今回は、「洗濯物がパリパリになる原因は?」について徹底調査しました!
柔軟剤をいれても固い場合の対処方法も併せてお伝えしていきます。
洗濯物がパリパリになってしまう原因6選
外干しのタオル、パリパリしてて嫌なんだよな。 pic.twitter.com/npvEgskdSO
— リーサ (@okamu_cyo) May 25, 2023
洗濯物がパリパリになってしまうのには、以下の6つの原因があります。
- アルカリ性の強い洗剤を使っている
- すすぎが足りていない
- 脱水時間が長すぎる
- 洗濯時に、洗濯物を詰め込みすぎている
- 乾かしすぎている
- 衣類自体が古くなっている
1. アルカリ性の強い洗剤を使っている
使用している洗剤の種類によって、洗濯物がゴワつくことがあります。
アルカリ性が強い洗剤ほど、汚れ落ちが良く洗浄力が高いですが、そのぶん衣類へのダメージも大きくなってしまいます。
洗剤を選ぶときはアルカリ性のものはなるべく避けるようにしましょう。
2. すすぎが足りていない
洗濯時のすすぎ不足によって洗剤やよごれが残ってしまい、衣類がパリパリになってしまうことがあります。
タオルなどの衣類は、繊維一つ一つがループ状になって並んでおり、このループをしっかりと立ち上がらせることがふわふわにするコツと言えます。
すすぎ残しがあり、衣類に汚れが残ったままだと、ループを綺麗に立ち上がらせることができずパリパリになる原因となります。
すすぎ残しの原因としては以下の2点があります。
洗濯洗剤や柔軟剤を規定量より多く入れてしまっていることによって、すすぎ切れていないことがあります。
使用している洗剤・柔軟剤の使用量を確認してみましょう。
「すすぎ1回コース」や「時短コース」など、すすぎの回数や水量を削るコースで洗濯している場合に、汚れや洗剤がすすぎ切れていないことがあります。
3. 脱水時間が長すぎる
脱水時間が長すぎて、衣類から必要な水分が抜けてしまうことで、パリパリになることがあります。
衣類には水分がある程度残っている方が、繊維の状態は良くなるそうです。
水分が抜けすぎてしまうと、乾かしたときにパリパリになってしまいます。
4. 洗濯時に、洗濯物を詰め込みすぎている
洗濯物を詰め込みすぎた状態で洗濯してしまうことも原因の一つです。
洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯中に衣類同士がぶつかって摩擦を起こし、繊維を痛めてしまいます。
また、詰め込みすぎによって、洗濯物の汚れが落ちにくくなり、乾かしたときにゴワつく原因となるのです。
5. 乾かしすぎている
洗濯物の乾かしすぎも、パリパリになる原因です。
長時間干しっぱなしにしたり、日光に当てる時間が長すぎたりすると、脱水のし過ぎと同様に水分が抜けすぎてしまいます。
脱水のし過ぎと同様に、過度に水分を抜いてしまうことで衣類がパリパリになってしまいます。
6. 衣類自体が古くなってしまっている
衣類自体が古くなって生地が傷んでいる可能性が考えられます。
例えばタオルであれば、繊維のループが切れたり傷んだりしていると、再度ふんわり立ち上がらせることはできません。
ドラム式洗濯機だとパリパリになりやすいのは本当?
ドラム式洗濯機を使用していると洗濯物がパリパリになりやすいという情報もあります。
理由は、ドラム式洗濯機の洗い方にあります。
ドラム式洗濯機は、ドラムの回転によって衣類を叩きつけながら洗う「たたき洗い」という方法で汚れを落としています。
これにより、衣類の繊維がつぶれやすくなってしまい、ふわふわ感が失われてしまいます。
洗濯物をふわふわにする方法
一気に寒くなった????????
— なーやん@資産運用 (@nayn_ch) October 23, 2023
先月我が家に来た乾燥機が大活躍????????
タオルがふわふわで幸せ... pic.twitter.com/2iYzru8Mv5
洗濯物をふわふわにするには、洗う時・干す時・たたむときに、それぞれポイントがあります!
- 洗い方のポイント
- 干し方・乾かし方のポイント
- たたみ方のポイント
それぞれについて、以下で解説していきます!
1. 洗い方のポイント
洗濯物をふわふわに仕上げるための、洗い方のポイントは以下の4点です。
- 粉末洗剤より液体洗剤を選ぶ
- 節水コースや時短コースではなく、通常コースで洗濯する
- 洗濯ネットを使用する
- 柔軟剤の代わりに重曹やクエン酸を使う
粉末洗剤より液体洗剤を選ぶ
粉末洗剤の場合、液体洗剤よりも溶け残ってしまうことが多いです。
洗剤の溶け残りは汚れとなって生地に付着してしまい、ゴワつく原因となります。
節水コースや時短コースではなく、通常コースで洗濯する
節水コースや時短コースで洗濯すると、水分量が足りずに汚れが十分に落ちない事があります。
通常コースで洗濯をし、汚れや洗剤をしっかりと落としてみましょう。
洗濯ネットを使用する
洗濯ネットを使用せずに洗濯すると衣類同士がぶつかって擦れてしまい、生地が傷んだり、ループがくずれたりしてしまいます。
洗濯ネットを使って衣類同士の摩擦を減らすことで、ゴワゴワになるのを防ぐことができます。
柔軟剤の代わりに重曹やクエン酸を使用する
【最近のマイブーム:洗濯】
— 大川はるな(はるなお姉さん) (@HarunaOkawa) July 5, 2018
試行錯誤が楽しくてたまらん!!笑
タオルをフワッフワにできた!!
嫌な匂いナシ!
・天然系 液体洗剤
・黄ばみを防ぐ 重曹
・柔軟剤代わりの クエン酸
・消臭効果の マグネシウム
この組み合わせマジでいい!!
誰かの家の洗濯係で住み込ませてほしい笑 pic.twitter.com/h5oaevPCjd
洗濯時に重曹やクエン酸を入れることで、洗剤のアルカリ性が中和され、衣類をふんわりと仕上げる効果が期待できます。
柔軟剤の香りが苦手な方にもおすすめの方法です。
6㎏の洗濯機に対しクエン酸なら小さじ1、重曹なら大さじ3程度を入れます。
2. 干し方・乾かし方のポイント
干し方・乾かし方にもポイントがあります。
- 干す前に10回~20回程度振る
- 乾いたらすぐに取り込む
- 衣類乾燥機を利用する
干す前に10回~20回程度振る
干す前に、10回~20回程度、バタバタと振ってみましょう!
洗濯後の崩れたループを遠心力を利用して起き上がらせ、ループの間に風が通りやすくなります。
風が通りやすくなると、ループが起きあがった形で乾かすことができ、ふわふわの仕上がりに近づけられます。
乾いたらすぐに取り込む
乾いた洗濯物を干しっぱなしにしておくと、水分が抜けすぎてしまいゴワゴワになってしまいます。
乾いたらすぐに取り込み、水分を過度に抜きすぎないようにしましょう。
衣類乾燥機を利用する
衣類乾燥機を使用するとかなりふわっと仕上げることができます。
乾燥機の中で衣類を回転させながら全体的に温風を当てることで、繊維のループをしっかりと起き上がらせながら乾かすことができるためです。
ドラム式洗濯機を使用している方は、乾燥まで行うのも良いでしょう。
3. たたみ方のポイント(タオル類)
バスタオルを丸めて『飾る収納』ができるインテリア、ホテルライクな雰囲気がかわいい…???????? pic.twitter.com/Kph0VOoHxn
— 白 (@012_shiro) August 27, 2023
タオル類にはたたんでしまう時のポイントがあります。
丸めてたたみ、立たせるようにしてしまう
タオル類の場合は、四角く畳んでしまうよりも筒状に丸めて畳むほうが、ループがつぶれません。
畳み方を工夫することで、立ちあがったループをふんわりとした状態に維持することができます。
洗濯物をふわふわにするおすすめの柔軟剤
ハミング素肌おもい、オススメしたいです。こちらを使ってから、本当にふわふわな肌ざわりになって、布団から出られなくなりました。香りがきつい柔軟剤だと頭が痛くなるため、ありがたいです。
— ????にゃおこ???????????????????????? (@jg620W1ppPS1Nak) November 2, 2021
@kao_attackjp pic.twitter.com/3tf3YmJlAU
洗濯物をふわふわに仕上げるのにおすすめの柔軟剤を紹介していきます。
- ランドリンボタニカル
- 無印良品 香りの付かない柔軟剤
- ハミング 素肌思い
ランドリンボタニカル
植物由来の成分配合で衣類を柔らかくし、ふんわりと仕上げることができます。
オーガニック認証を受けた成分なので赤ちゃん用の衣類にも使用できます。
無印良品 香りの付かない柔軟剤
レビューサイトで高評価を獲得した無印良品の柔軟剤です。
洗濯後も衣類のボリュームがへたることなく、ふんわりと仕上がると話題です。
ハミング 素肌思い
「ハミング内No.1のやわらかさ」とも言われており、とてもふんわりとした肌触りに仕上がるとの口コミが多く見られ増した!
無香料のタイプもあるので、ふんわりとさせたいけど強い香りは苦手という方にもぴったりです。
柔軟剤を入れても固い場合
柔軟剤を入れているのに衣類が固くなってしまう場合は、以下の原因が考えられます。
- 使用量が多すぎる・少なすぎる
- 柔軟剤を入れるタイミングが適切でない
- 衣類自体が古くなってしまっている
1. 使用量が多すぎる・少なすぎる
柔軟剤の使用量は多すぎても少なすぎても、効果を発揮できません。
柔軟剤は洗濯の仕上がりをふんわりさせる効果がありますが、量を多く入れすぎてしまうと水をはじいたり、油分が汚れとなって生地に残ったままになってしまうことがあります。
その衣類に残った汚れが、洗濯後の衣類がゴワゴワになる原因となります。
2. 柔軟剤を入れるタイミングが適切でない
柔軟剤を投入するタイミングも大切です。
柔軟剤と洗剤を同時に投入してしまうと、それぞれの効果を薄めてしまうことがあります。
最近の洗濯機は洗剤類の自動投入ができるものも多いですが、そうでないタイプの洗濯機の場合は、柔軟剤を投入する場所やタイミングをしっかり守りましょう。
まとめ
今回は、「洗濯物がパリパリになる原因は何?」について調査しました。
- 洗濯物がパリパリになるのは、洗剤の種類や使用方法、洗濯の仕方に原因がある
- 洗い方や干し方のポイントを意識することでふわふわに仕上げることができる
- 衣類をふんわりとさせる効果がある柔軟剤を選ぶとよい
- 柔軟剤を入れても固くなってしまう場合は、使用方法が間違っている可能性がある
洗濯物がパリパリになってしまって困っている方は、ぜひ上記の情報を参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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