4月23日、午後1時15分ごろ、北海道知床半島のオホーツク海側で子供2人を含む26人が乗った
知床観光船カズワンから、カシュニの滝のすぐそばで「船首部分が浸水し、沈みかかっている」と通報がありました。
浸水現場であるカシュニの滝とはいったいどこでどんな場所なのでしょうか?
知床遊覧船事故・観光船カズワンが浸水したカシュニの滝の場所はどこ?
知床観光船KAZUⅠ(カズワン)が浸水したカシュニの滝の場所は次の場所です。
カシュニの滝の住所は、北海道斜里郡斜里町遠音別村です。
カシュニの滝の意味は?
元々は“仮小屋の有るところ”と言う意味で、滝は下の説明通りです。アイヌは宇登呂から岬に行く途中で此処で一泊したという。停泊するにも小舟を着けるにも良さそうです。大きな洞窟が二つあり、滝の下に有る洞窟はチャラセポール“滝の懸かる洞窟”と言う。直接海中に懸かる滝はここだけ。
引用元:https://www.kitakaido.com/okhotsk/shari/shari_22.html
カシュニの滝の近くに一泊するための仮小屋があったのかもしれませんね。
カシュニの滝は危険は場所?
去年行った知床半島の「カシュニの滝」
— hijiki (@hijiki621) April 23, 2022
事故に遭われた方の無事を祈っています。 pic.twitter.com/lT6O9ePidr
ユネスコ世界自然遺産知床にあり、知床岳を源流に発する川が断崖より直接海に流れ落ちている滝。
知床連山から流れてきたチャラセナイ川の清流が、巨大な洞窟を背景にオホーツク海へと豪快に流れ落ちる。
洞窟を背景に雄大に流れるその姿は陸地からでは見ることができず、洋上からしか見ることができませんが、
海側よりその景観を望むための観光船も運行しています。
引用元:https://www.airstay.com/hokkaido/spot/spot0107.html
カシュニの滝は海からしか見られない(行けない)場所で昔から観光スポットのようです。
穏やかな波の状態では美しい景観やヒグマもみられます。
ニュースでは、カシュニの滝について次のように報道しています。
周辺海域の様子をよく知る斜里町の漁師(66)はこの日、船を出さなかったものの、3~4メートルの波があったとみる。「4メートルの波があると、小さな遊覧船はへさきを立ててその場で維持するのが精いっぱい。横波を受ければ転覆しやすい」と話し、悪条件下だった可能性を指摘する。周辺海域は海面に出ていない岩礁が多く、漁船でも浅瀬に乗り上げることがあるという。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/57bfd22309abc06b6dd63d0861244f1814744a31
続)知床の観光船の船員だった男性は現場のカシュニの滝付近に関し「潮の流れが速い他、暗礁があり危険な場所。暗礁の大きさは縦30m横10m程で、この場所を行き交う観光船は十分に注意している」と話す。
— 関根奉允 (@tomosekine) April 23, 2022
またこの海域は北西の風が吹くと波が立ちやすく、操船が難しくなるとのこと
周辺海域は潮の流れが速く座礁の危険がある場所のようですね。
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危険なカシュニの滝のすぐそばで知床遊覧船カズワンはなぜ浸水・沈没?
去年の夏、ウトロ発着の観光クルーズ船「ドルフィンⅢ」で知床岬往復3時間コースに向かったのだけど、途中から高波というかうねりがきつくなり、岬の突端まで行けずに引き返したのがちょうど「カシュニの滝」あたりだった。。 https://t.co/vpKiK0aMGn pic.twitter.com/K5LYg7qmkF
— taji2006 (@taji2006) April 23, 2022
普段は静かな場所ですが、高波があると危険な場所のようです。
当時、強風と波浪注意報が発生していました。
当時は3〜4メートル前後の高波があったと言われています。
観光船自体、元々波の影響を受けやすい形をしており、
高波の影響も受けてどこかの岩にぶつかってしまった可能性もあります。
クジラにぶつかったのではないかという説まで出ています。
▶️【顔写真】知床遊覧船の桂田精一社長の家族や経歴は?小山昇との関係とは?
壊れた船を修理していない可能性も
>船首に亀裂があり、修理をせずに、そのまま海に下ろしていた
— 菅野孝行 (@BaigetudouKanno) April 24, 2022
知床岬で新たに3人発見 これまで7人見つかるも全員意識なし 同業者は船の前部に亀裂があったと指摘(HBCニュース)#Yahooニュース https://t.co/O5EVsoyEKB
大荒れの中、修理していない船を無理に運行させたということがないと良いのですが・・・。
無線も壊れていたという情報が入っていきています。
ずさんな管理が原因だった可能性が高くなっています。
観光船カズワン・乗客乗員は今どこに?
知床半島 カシュニの滝(マーク地点)で浸水とのことだが、すぐ南側の海岸は捜索したのだろうか?
— ムラちゃん (@murachandesu) April 23, 2022
事故時刻の風は陸に向かってる。
なんとかここまで流れ付けば、水から離れて寒さに耐えられてるかもしれない! pic.twitter.com/fXrkC3Cw5l
強風の風向きが陸の方を向いているのでもしかしたら海岸に漂着している可能性もありますね。
しかし断崖絶壁ということもあり陸地から向かうのが厳しいようです。
気温も2〜3℃らしいので大人でも厳しいですが、子供も2人いるため体力が持つか心配です。
一刻も早く救助されることを祈っています。
▶️知床遊覧船の観光船カズワン運営会社は?船長は誰?どんな船舶?
※追加情報
観光船に乗っていたと思われる11人が発見されたが全員死亡と報道されています。
新しい情報が入り次第お伝えします。
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