mark 【食文化伝承活動事例研修会】

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  遠野文化研究センターが実施している語り部1000人プロジェクトの「食の語り部」と、岩手県が認定する「食の匠」の合同研修会が11月9日に開催されました。この研修会は、「食の語り部」と「食の匠」の交流を目的としたもので、当日は9名の語り部と匠が参加しました。研修先は釜石市鵜住居町「鵜(うーの!)はまなす商店街内」にある「ごはんや なごみ」さんです。代表の三浦紘子さんは平成20年に「スルメイカのいわぞえ」ので食の匠の認定を受けました。この料理は釜石市の漁家に伝わるもので、御祝の供え物として作られていたそうです。
当日はこのいわぞえを含め以下のメニューをいただきました。

 いわぞえ     リサイズメニュー
     スルメイカのいわぞえ            当日のメニュー
《ごはん・サンマのつみれ汁・焼鮭・春菊の胡麻和え・茎わかめの佃煮・スルメイカのいわぞえ・もやしとクラゲの中華和え・お煮しめ・リンゴとサツマイモの甘煮》

 どの料理も大変美味しく素材が生きた奥深い味でした。特にスルメイカのいわぞえは、イカの腑とお酢が絶妙に合いご飯が何杯でも食べられるおいしさでした。また、お汁のサンマのつみれもフワッと柔らかく脂も適度に乗っていてとても絶品!!
 海産物の不漁が続く中、三浦さんはその日使用する食材を遠くの港まで足を運び吟味するほか、じっくり手間と時間をかけて調理するとのこと。作る人たちの努力と愛情が感じられるごちそうでした。
 食に精通した人ならではの質問も飛び交い、互いの活動報告や情報交換などをして交流を深めることができました。双方とも自分たちが持っているものを若い世代に伝えたいという気持ちがあり、研修で刺激を受けた語り部さんたちの今後の活躍が期待されます。

説明
三浦さんから料理の説明を受ける皆さん

カテゴリー 遠野語り部1000人プロジェクト