mark 特別展「遠野のひな人形」開催中!!

令和元年度冬季特別展「遠野のひな人形」が博物館で始まっています。

今年は約170点を展示しており、毎回すごい数の人形類にめちゃくちゃ大変な思いをしながら準備しております。
(ちなみに展示室に出ているひな人形類は当館の資料の中でもほんの少し。実はまだまだあるのですが、資料保存の観点や展示室のスペースなどから毎年だいたい150点から250点くらい展示します。)
今年は久しぶりに有職雛も登場し、時代の流行に沿ったひな人形や、公家や武家が愛用した雛人形など様々な種類のひな人形を見ることが出来ます。


また、遠野では3月の節句に五月人形を一緒に飾る風習があります。
これは5月になると農作業が忙しくなるためではないかと考えられています。
五月人形の他に、掛軸や錦絵なども一緒に飾るので遠野のひな祭りはちょっとした美術館のようであったといわれています。
博物館でもその風習に沿って、ひな人形以外にも五月人形や高砂も展示しています。
(高砂とは松の精霊であるおじいちゃんとおばあちゃんの人形で、能の演目の「高砂」を元に作られています。夫婦円満や長寿の意味合いがある人形です。)

 

さらに今年は『遠野物語』が発刊されて110年にあたります。
今回はひな人形のコーナーに、『遠野物語』や「遠野物語拾遺」に登場するひな行事に関する話を抜き出して掲載しています。
(拾遺293話には三月の節句で行うカマコヤキという行事でガキ大将がよその鍋を奪って食べるだけ食べて動けなくなり、全部吐いてしまったという記述も残っています。
魚13切れ、すまし汁三升、飯一鍋を食べたそうで、それはマジで食べ過ぎ)


また、博物館のエントランス(受付の近く)には、『遠野物語』が出来た頃の遠野の様子を展示しています。明治期あたりの写真や遠野で発行されていた遠野新聞なども展示していますので、是非110年前の遠野に思いをはせてみてください。

 

ひな人形は3月8日(日)まで開催中です。
是非お越しください(*’ω’*)

 

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