mark 遠野にかつて存在した、幻の映画館!!

今月12月13日(金)から来年1月26日(日)まで「遠野なつかしの映画チラシ展」を開催中です。

皆さんは、かつて遠野に映画館や芝居小屋があったことをご存知ですか?
遠野で生まれ育った方は「遠野東映」で映画を観たことがあるかもしれません…。
しかし、遠野にはそれ以外にも「中央劇場」「遠野ホール」「多賀座」「吉野座」「遠野公会館」という映画館や劇場があったのです!!
今回の展示では、市民の方からご寄贈頂いた当時の映画チラシを約170点展示しています。
(本当は約400点ほど寄贈頂いたのですが、スペースの関係で170点が展示の限界でした…!!)


映画チラシは映画館別に並べてありますので、それぞれの映画館の特色を探してみてくださいね。
さらに壁には遠野の映画館の歴史や当時の写真なども展示しています。
実際に小学校で使われた映写機や、当時行われていた出張映画館でやくざ映画を観る子どもたちの写真も展示しています。

さらにさらに今回は、日本の映画の歴史についても展示していますよ。
ほんとにものすごく頑張って解説作りましたので、是非見てください!!(いつも解説は担当学芸員が死ぬほど本を読んで一生懸命書いてます)
日本初の女優さん(所説あり)や、明治の大スター尾上松之助、日本の映画は影絵から始まった!?など、普段当たり前のように観ている映画もその歴史は工夫と苦労の賜物で
あったということがよく分かります。
日本映画は明治・大正期にものすごく発展していきますが、映画全盛期は昭和30年代になります。
さらに調べていくと戦争中の映画事情も興味深いことになっています。
今は「娯楽」の面が強い映画ですが、昔はニュースや人気役者の放送や、生物学の映画もあったそうです。

さらにさらにさらに!!
今回は特別に重要文化財千葉家をロケ地にして行われた映画の小道具や当時の撮影写真も展示しています。
(小道具や出演した役者さんのサインなどは千葉家で保存されていた資料になります。)
そしてめったに表に出ることはない(今回が初展示かもしれません)映画「遠野物語」の映画フィルムも展示しています!!
これは『遠野物語』生誕100周年の際に映画「遠野物語」の監督さんから遠野市へ寄贈されたフィルムになります。
保護の観点からフィルム本体を光の下に出すことはできませんが、ケースに入ったままの状態で展示していますので、この機会に是非ご覧ください!!

「趣味は映画観賞です」「自分は映画通」というそこのアナタも!!
映画の歴史も一緒に学んで、真の映画通になっちゃいましょう!!

 

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