mark 小正月


今日は1月15日、小正月です。 昨日知り合いの農家さんからお誘いがあったので家にお邪魔すると、大小の鏡餅が沢山作られていました。 そして、「明日は小正月だからよ、これ家と車に飾っとけ」と大小一つずついただきました。 車に鏡餅?!と驚いて話を聞くと、毎年その農家さんのお宅では小正月になると農機具に一つずつ鏡餅をお供えするのだそうです。 昭和15年(1940)に出された『上閉伊郡鱒沢村郷土教育資料』には次のように書かれています。 「往昔、正月は殿さまの年取りと言はれて居たらしい。それ故に民間に於ては、小正月よりその行事は盛大でない様に思はれる。(小正月は百姓の年取りと言はれるのは正月に於ける諸行事のために、百姓から人夫が殿様の下に参り、一家全員にて年取りは出来ないために、小正月に行はれて居たと考へられる。)」 お百姓さんにとっては正月より小正月の方が忙しかったようです。 (小正月行事について詳しくはこちらをご覧ください→「小正月行事」(リンク)) 農家さんのお宅では昔から「道具の年取り」として鏡餅をお供えしていたそうですが、それが道具から機械に代わった今でも変わらず続けられていました。 私は車がないと通勤できないので、車が仕事道具ということになるのかもしれません。 これまでの働きに感謝しながら、これから一年もよろしく、と鏡餅を飾りました。 【樋口】

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