mark 綾織町の石碑調査を実施中!



遠野文化研究センターの熊谷です!初めての書き込みです!よろしくお願いします!
私たちは現在、綾織町の石碑調査を実施しています。
「石碑調査」とは、皆さんの家のまわりや道端でも目にする石(下の写真のような)が、いつ、どんな目的で設置されたのかなどを調べるものです。さてさて、どうやってそれらの石碑を探しているのかというと・・・歩いて草を刈りながら探したり、車に乗りながら探したり、地道な作業なんです。長い年月を経て磨もうして見えなくなってしまった文字などは、手の触感で感じとったり、雑草を擦り付けて文字を浮かび上がらせたりするなど、結構力技も使っています!


このような石、よく見かけることはありませんか?


雑草を擦り付けると・・・このとおり、くっきり文字が見えるようになります!



昨年は土淵町の石碑を調査し、258基を確認。しかし私たちが見つけられないだけで、まだまだたくさんあると考えています。土淵町の調査結果はこちら↓↓↓
平成25年度 土淵町石碑調査中間報告書〈PDF〉
私の家にこんな石碑があるけど結果に載ってない!文字が間違っている!など、どんどん情報をお寄せください!
  
調査の様子。石碑のハンドブックを片手に文字を調査。寸法も記録しています


ところで『遠野物語』序文には「路傍に石塔の多きこと諸国その比を知らず」とあります。著者の柳田国男も石碑が多いことに驚いていたようです。私の出身地である一関市と比べてみても、遠野はやっぱり石碑が多い印象があります。同じ岩手県なのにこんなに多い理由ははっきりと分かっていません。ただ、現在も廃校の碑、俳句を刻んだ碑、タイムカプセルの碑など実にさまざまな石碑が設置されており、増加している事実はあります。ここから察するに何か記念すべきことがあれば、石碑を設置する意識が遠野の人々に根付いているのかも・・・しれません。が、推測の域を出ないのでこれ以上はやめておきます。

それでは綾織町内で調査中の私たちを見かけたら、石碑の情報提供などしていただければと思います!ご協力よろしくお願いします!
熊谷 航(くまがいわたる)
カテゴリー 調査・研究