手作りブームで人気のレジンクラフトで使用するエンボスヒーター。
ですが、一般的にどこの家庭にでもあるものではないですよね。
- エンボスヒーターがない場合どうしたらいい?
- ドライヤーでも代用できるの?
- 他にもエンボスヒーターの代用になるものはある?
そこでこの記事では、エンボスヒーターがない場合ドライヤーなど身近なもので代用できるのか?
レジンの気泡を消す方法についても紹介していきたいと思います。
エンボスヒーターの役割は?
エンボスヒーターとは、電源を入れると先端から熱が出る機械で手芸クラフトでよく使われている道具です。
気泡が入りやすいレジン作品の気泡を取り除くのにエンボスヒーターが役立ちます。
気泡は熱で温めることで消えていくんですね。
エンボスヒーターは主に手芸店やホームセンターなどに売っています。
楽天市場やAmazonなどネット通販でも買うことができます。
ここからは、エンボスヒーターがないとき身近で代用できるものを紹介していきます。
ドライヤーはエンボスヒーターの代用になる?
細かい気泡はエンボスヒーター当てて消す(ドライヤーでも代用可) pic.twitter.com/9JOCvpCxcV
— ひつじ (@hituzi0425) January 13, 2017
ドライヤーをエンボスヒーターの代用として使うことはできます。
ですが、いくつか注意があります。
エンボスヒーター | 120℃〜250℃ |
ドライヤー | 100℃〜120℃ |
一般的なエンボスヒーターとドライヤーでは最高温度は100℃以上違います。
また、エンボスヒーターは先が細くなっているため、ピンポイントで気泡を消すことができるのに対し、ドライヤーは全体的に熱風が当たります。
そのため消したい気泡をピンポイントで消すのは難しくなります。
ドライヤーは熱だけでなく風も出るため、周りのものが飛ばないようにも気をつけなくてはなりません。
その他のエンボスヒーター代用品
次に、ドライヤー以外にエンボスヒーターの代用品となるものはないか見ていきましょう。
- スポイト
- チャッカマン・ライター
- 湯煎
- ヘアピン・爪楊枝
- 温かいものの上に置いておく
1. スポイト
レジンに入ってしまった気泡を消すのに、エンボスヒーターの代わりにスポイトが代用できます。
やり方は気泡に直接スポイトを当て、気泡を吸い込むように取り除く方法です。
また、たくさん入ってしまった気泡を取るには根気がいる作業となります。
2. チャッカマン・ライター
チャッカマンやライターを使い、エンボスヒーターと同様に温めて気泡を消すという方法です。
エンボスヒーターの代用になりますが、炎が揺れるのでピンポイントで温めるのが難しいです。
火傷の危険もあり長時間の使用には注意が必要です。
3. 湯煎
レジン液を湯煎で温めてから作業することで、気泡が入りにくく、入っても抜けやすくなります。
レジン液は粘性があるため、温めると粘度が低くなるという性質があります。
温めすぎると作業がしにくくなったり、火傷の危険もあるので、80℃前後がいいでしょう。
4. ヘアピン・爪楊枝
気泡を爪楊枝でつついて消す。 pic.twitter.com/8G69v7kzzc
— 銀猫くん (@silvercat041501) October 22, 2018
上記のスポイトと似ていますが、ヘアピンや爪楊枝など先のとがったもので、直接気泡を抜く方法です。
気泡を潰したり、すくい上げるように取り除いていきますが、気泡が多い場合は気が遠くなる作業ですね。
5. 温かいものの上に置く
最後に紹介する方法は、温かいものの上において作業をするという方法です。
冬場だと、ホットカーペットやこたつの上で作業すると気泡が入りにくく消えることがあります。
お湯を入れたコップの上にラップなどで蓋をしてその上に置くのも効果的です。
レジンの気泡ができにくくなる作り方
暇すぎてUVレジン始めてみたけど気泡消すのむずすぎ。
— MY???? (@MYaccount1117) April 21, 2023
レジンを作る際に全く気泡を入れずに作るのは難しく、入ってしまった気泡は消すのに苦戦している人も多いですね。
そもそもなるべく気泡が入らないように工夫することが大切です。
レジン液を入れるときに、土台と液の距離をなるべく近くして、空気が入るのを少なくしてみましょう。
ボトルを押すと空気が入りやすいので、液が流れ出てくるのを待ってゆっくり流し込むのがコツです。
色を混ぜるときもゆっくり混ぜることがポイントです。
まとめ
- レジンに入った気泡を消すのにエンボスヒーターが便利
- エンボスヒーターがない場合の代用品を紹介
- ドライヤー
- スポイト
- チャッカマン・ライター
- 湯煎
- ヘアピン・爪楊枝
- 温かいものの上に置く方法がある
レジンに気泡が入りにくくする方法や、エンボスヒーターがない場合にドライヤーやその他のもので代用できるかを紹介してきました。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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