常設展示

●常設展示

遠野市博物館 外観

ようこそ『遠野物語』の世界へ

遠野市立博物館は、昭和55年(1980)に開館した日本で初めての民俗専門の博物館です。平成22年(2010)に『遠野物語』発刊100周年および開館30周年を迎えたことをきっかけに全面リニューアルを行いました。

遠野の人々の自然や暮らし、文化、歴史を、『遠野物語』を軸に多彩な映像や展示でご紹介しています。


第1展示室 遠野物語の世界

『遠野物語』とその舞台である遠野の世界に浸る展示室です。『遠野物語』を単に民話集としてではなく、「山」から「里」、そして「町」へ展開していった遠野の歴史を語るものと捉え、物語と歴史のかかわりを新たに表現しています。

■マルチスクリーンシアター■
大画面のマルチスクリーンシアター

大画面のシアターでは、『遠野物語』や民話を題材にした映像や、アニメーション「水木しげるの遠野物語」などが楽しめます。雲海に包まれた神秘的な遠野盆地の映像もオススメ。

■遠野のなりたち■
遠野の地形ジオラマが設置されています

『遠野物語』から遠野の歴史を読み解いていきます。中心にある地形ジオラマ・スクリーンには遠野の創世神話と多くの不思議な言葉が湧き上がります。


第2展示室 遠野 人・風土・文化

遠野には「町」「里」「山」という3つの暮らしの領域があります。それぞれが独自の文化を育み、互いに影響しあいながら、盆地という空間の中で一体となっている遠野の暮らしの姿を、長年にわたって収集してきた豊富な実物資料や写真、映像で紹介しています。

■町■
明治〜大正時代頃の遠野の様子を再現しました

明治から大正時代頃の市日でにぎわう通りをイメージした空間を歩きながら、遠野のまちが内陸と海岸の中継地であり、多くの人と物と情報が行き交った政治と経済の中心であったことを知ることができます。

■里■
遠野に住む家族をジオラマで紹介しています

昭和30~40年代、遠野で暮らす家族の一年をあらわしたジオラマを中心に、民俗写真と実物資料により、厳しい自然と向き合い生きて来た、里の暮らしを伝えます。

■山■
遠野の神秘的な山々を資料と音で表現します

山は暮らしの場であると同時に、神や獣が棲む異郷と考えられてきました。
ここでは山仕事や山伏、早池峰山信仰の資料を展示しながら、人々が山の中で感じた恐れと自然の神秘を音により表現しています。


第3展示室

企画展示室の内部風景

企画展示室です。定期的な企画展示はもちろん、博物館活動の成果や時事のトピックス展示など、規模やテーマに応じて、さまざまな展示を行います。特別展・企画展開催時以外は、定期展示「『遠野物語』と現在」を行っています。

■ライブラリーサロン■
遠野情報へパソコンでアクセスできます

遠野のフィールド情報や偉人先人の業績を、パソコンや関連図書、フィールドマップで調べることができます。見どころをタイムリーに紹介し、来館者を遠野探訪へ誘います。

■遠野アーカイブス■
映像を通し、遠野の文化に触れることができます

100本以上の昔話や民俗芸能、伝統技術などの映像を選択して見ることができます。