mark 土曜講座 所長講座第2回活動報告


日時:平成27年6月13日(土) 10:00~11:30 講師:遠野文化研究センター所長 赤坂憲雄 内容:「岡本太郎の見た日本」 報告:  今回の土曜講座は、民俗学者の赤坂憲雄所長の著書『岡本太郎の見た日本』を題材に開催しました。 岡本太郎氏は「芸術は爆発だ!!」という名言や、大阪万博の時に建てられた「太陽の塔」が、たくさんの人達に強い印象を与えています。今回の講座の参加者もそんなイメージを持っている方がほとんどでした。  赤坂所長も最初はその一人で全く興味がなかったが、東京で講演会を行った時に太郎の養女・岡本敏子氏と初めて会い、その後何度か敏子氏と交流を続けたそうです。その時に太郎の著書を読み、自分が「東北学」として主張していることが、40数年前の太郎の本に書いてあったことに驚いたと語りました。  また、フランスで民族学を学び、未開社会のモノに対して独特の感受性や教養を持っていたと思われる岡本氏は、土器の破片や土偶を見て、時代資料として見るのではなく、そこに込められている縄文人の精神や縄文文化を発見したそうです。当時の学会ではその考え方が受け入れられませんでしたが、後に広く認められるようになったエピソードも紹介しました。  質疑応答では「彼はナマハゲやしし踊りのような東北にある激しいものに心惹かれていたそうですが、もしそれらが静かなものであったらどうだったのでしょうか?」という質問や「彼は精神的豊かさを求めて生きてきたと思うのですが、彼は宗教を信じていたのでしょうか?」等の質問があり、所長の講話を聞いた事で参加者の岡本氏への興味が一層増したようでした。  講座終了後は所長講座で恒例となったジャンケン大会が行われ、勝った三名の方に所長のサイン入り『岡本太郎の見た日本』が渡されました。 次回の土曜講座は第3回所長講座「司馬遼太郎 東北を行く」です。 たくさんのご参加お待ちしております!! 詳しくはこちら→H27_土曜講座チラシ (司馬)

カテゴリー 市民講座