mark 遠野市と福崎町(兵庫県)

平成26年、柳田國男ゆかりの地である兵庫県福崎町と遠野市が、友好都市を締結しました。
そして、本年度も文化交流の一つとして、それぞれの市町が展示を開催します。
本展は、遠野市において「柳田國男と兄弟の絆 福崎町」を発信し、柳田國男の業績と福崎町を紹介するものです。ふくさき1
柳田國男には、4人の兄弟がいました。長兄松岡鼎は苦学して医者となり、次兄井上通泰は眼科医の道を進み、2人の兄は生涯にわたって物心両面から弟たちを支え続けました。弟たちは兄を敬い感謝し、それぞれの道で大成しました。
本展では、遠野市のみなさまに5人の兄弟を広く知っていただくため、その業績を紹介するとともに、兄弟の絆に焦点をあてた展示を行います。ふくさき2ふくさき3

ちなみに、兄弟関係は下記の通りです
長男 松岡鼎
三男 井上通泰
六男 柳田國男
七男 松岡静雄
八男 松岡映丘

会期:平成28年10月8日(土)~11月6日(日)
場所:遠野市立博物館エントランス

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mark 企画展「加守田章二とその弟子たち」を開催します

10月14日(金)から11月23日(水・祝)まで企画展「加守田章二とその弟子たち」を開催します。
今回の企画展は平成27年度に沼田功氏から加守田章二陶房ゆかりの作品111点の寄贈を受けたことを記念し、当館所蔵の加守田章二作品、長男で陶芸家の加守田太郎氏の作品のほか、遠野時代の弟子たちの作品などを展示し、その生涯と弟子たちに与えた影響について紹介します。
かもた加工1

加守田章二(1933-1983)は、大阪府岸和田市に生まれ、20世紀後半の日本陶芸界に、異色の才能を燦然と輝かせた陶芸家です。高校時代から美術の才能を発揮し、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)に進み1956年に卒業後、茨城県日立市の日立製作所関連の製陶所などで働いた後、1959年栃木県益子町に窯を借りて独立し、本格的な作陶生活を始めました。
1961年、鉄釉作品で妻昌子とそろって日本伝統工芸展に初入選したのを皮切りに、1967年には陶芸家として唯一、第10回高村光太郎賞を受賞。同年、伝統的な作風からの脱却を考えて日本伝統工芸展への出品をやめ、岩手県遠野市を初めて訪れました。
その後、遠野の新しい陶房と単窯で修行僧のように制作に励み、曲線彫文、彩陶など新境地を次々と発表し遠野時代を確立しました。1974年には、40歳の若さで、陶芸家初の芸術選奨文部大臣新人賞(美術部門)を受賞、デザインを研究し、独創的な器形を広く展開した加守田の作品は、従来の陶芸の概念を超え、多くの人を引きつけるとともに高い評価を受けました。50歳を前に夭折し多くのファンに惜しまれました。

かもた2

かもた3
この企画展は11月23日(水・祝)までとなっております。
皆さま是非お越しください。

(小原)

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