mark 六神石神社例大祭

9月23日、青笹町六神石(ろっこうし)神社の例大祭が行われ、神社内の広場や本殿で次々と郷土芸能が奉納されました。

六神石神社入り口

六神石神社は、六角牛(ろっこうし)山山頂にある奥宮に対する神社です。大同2年(807)に奥宮に薬師如来、山麓に不動明王と住吉三神を祀りました。その後、嘉祥年代(848―851)に山麓の社を元住吉という地に建立し、さらに現在地に移ったそうです。また、山頂の奥宮が再三火災に遭ったため、文治5年(1189)阿曽沼公石洞に新山宮として祀り、さらに当社に合祀して、明治時代に六神石神社と改名したそうです。

                遠野大神楽                                        釜石市白濱虎舞

毎年お祭りに参加している方のお話では、六角石神社例大祭は雨の日が多いそうなのですが、今年は何とか持ちこたえてくれました。

            

                板沢しし踊り                                                青笹しし踊り

幕踊系しし踊りを間近で見るのは初めてで、その迫力に圧倒されましたが、見ているこちらにも熱気が伝わってきました。

本殿内で踊る平倉神楽

遠野の秋は祭りが続きます。今週末に行なわれる宮守町砥森神社例大祭には、私も参加するので、今からしっかり準備をしていきます。

【伊藤】

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mark 遠野郷八幡宮例大祭

毎年9月13日~15日に執り行われる遠野郷八幡宮例大祭。
今年は台風の接近に伴う大雨と強い風が吹きつけるなか、遠野南部流鏑馬と馬場めぐり芸能奉納が行われました。

あいにくの天候にも関わらず、馬場では大勢の見物客が流鏑馬奉納を待っていました。
3人の射手奉行がそれぞれ3回、的を狙って矢を射ます。
疾走する馬の上から矢を放つスタイルはよその流鏑馬と一緒ですが、遠野の流鏑馬が他と違うのは「介添(かいぞえ)奉行」の存在です。射手奉行の後を追って、「よう射たりや~」と射手を褒めながら馬場を走り抜ける介添奉行に、初めて見る人は驚くそうです。
近くで流鏑馬見物をしていた子どもは介添奉行が声をあげるたび、「ようドイツ~」「ようフランス~」とはしゃいでいました。
この遠野っ子のお約束ギャグ、子どもだけでなく大人もつい口にしてしまうらしいです。
 

境内中に響く声で「よう射たりや」と連呼しながら疾走する介添奉行

この八幡宮の馬場は市指定史跡でもあります。 遠野南部第23代南部義長が、延宝2年(1674)に現在の場所に八幡宮を造営・遷宮した際に2町の馬場を整備し、以来ここで流鏑馬や馬場めぐり神事が奉納されてきました。 また、馬場のコースに沿って土堤が続いていますが、これは寛政6年に築きなおされた土堤が現代まで残っているものです。 土塁や土堤が好きな私は、ここを見るとテンションが上がります。 遠野八幡宮に行った際にはぜひ見てほしい場所のひとつです。
流鏑馬奉納終了後、御神輿や郷土芸能団体が馬場を巡ります。 一部の団体は残念ながら欠席となりましたが、雨にも関わらず力強い踊りを奉納する郷土芸能の担い手たちに拍手が起こっていました。 下2枚の写真は特別奉納に招かれた大槌町の吉里吉里鹿子踊り。案山子踊りという演目を初めて見ました。とても面白かったです。    
参加団体のみなさん、運営の神社関係者の方々、本当にお疲れ様でした。 【松浦】
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mark 下郷さんさ踊り 仙台公演

9月12日、キリンビール仙台工場にて、私が所属する「下郷さんさ踊り」が、収穫されたばかりの遠野産ホップを使用したビールの初仕込み式に招待され、公演を行ないました。

バスに太鼓と笠を載せて、いざ出発!

今年は、遠野市がキリンビールとホップ契約栽培を開始して50周年、また、遠野産ホップを使用したビールは、今年で販売10周年を迎えるという節目の年だそうです。 そのような記念の年に招待されたので、私もより一層気合が入りました。

キリンビール仙台工場に到着

小ぶりだった雨も、公演時には止んで、屋外の広場で踊ることができ、踊ったあとは観客の皆様から暖かい拍手を頂きました。

公演の様子。2列になった踊手が交差して踊る「組踊り」もバッチリ決まりました!

私自身、市外で踊るのは初めてだったので、今回は貴重な体験をさせてもらいました。 今月も踊る機会があるので、もっと上達していきたいです。

【伊藤】

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mark みやもり荘 下郷さんさ公演

今月11日、宮守町下宮守にある「特別養護老人ホームみやもり荘」の夏祭りに、「下郷(しもごう)さんさ踊り」が出演し、私も太鼓として参加させていただきました。

輪になって踊る「輪踊り」

下郷さんさ踊りは、旧和賀郡笹間村横志田(現在の花巻市横志田)に伝承されていた踊りが東和町谷内(現在の花巻市東和町)に伝わり、昭和24年に、谷内に住んでいた松倉スワコらが、宮守村下郷(現在の遠野市宮守町)の阿部家に呼ばれて教えたのが始まりだそうです。

笛と、踊りながら叩く太鼓の囃子に合わせて、華やかな着物を着た女の子達が可愛らしく踊ります。 私は、高校生の頃に初めて参加し、今年で累計4年目なのですが、なかなか先輩方のように上手に踊れません。皆さんについて行くのに精一杯でした。

太鼓の手前から2番目が筆者…。

公演後は、ご覧いただいた観客の皆様からあたたかい拍手をいただきました。見てくださる方々のためにも、もっと経験を積んで、上達していきたいです。

下郷さんさ踊りは、毎年、遠野まつり(今年は9月21~22日)と、砥森神社例大祭(今年は9月28~29日)にも参加しております。ご都合がよろしければ是非ご覧ください。

【伊藤】

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mark 大出早池峯神社宵宮

7/17(水)に開催された大出早池峯神社の宵宮へ行ってきました。
今年はあいにく天候不順が続き、夜の大出はいつも以上に寒さを感じます。同行の友人がフリース素材の上着を貸してくれました。それぐらい寒かったです。

早池峯神社は大同元年(806)に来内村の猟師が早池峰山山頂に建物を建てたのが始まりとされ、その後慈覚大師がこの地を訪れ早池峰山持福院妙泉寺を建て、近郷の尊崇を集めました。明治の神仏分離令で妙泉寺が廃絶され、早池峯神社となりました。 神社の神門や本殿、拝殿は遠野市の文化財です。
いつもは通り抜ける拝殿の通路に床を渡して、その上で神楽を奉納します。床の範囲が狭いので、舞手はドキドキするそうです。 神楽奉納は、まず大出神楽の御神楽(みかぐら)から始まります。 この日はアメリカや東京から来た研修生が舞手だったそうで、見物席にいたその友人の方々がにこにこしながらカメラを構えていました。 下の写真は大出神楽の御神楽(みかぐら)と八幡舞。   

鱒沢神楽の鳥舞。二人の息がぴったりでした。

平倉神楽の天女舞を初めて見ました。 天女舞は、祇園の祭りの前の晩に神々が集まり、社の庭で謡や舞を楽しむ様子をあらわしています。 いつもは力強く早いテンポの太鼓と勇壮な舞がとにかくかっこいい平倉神楽ですが、この天女舞では荒々しさと正反対の優雅さを見せてくれました。 舞扇を持つ指先まで可憐、小首を傾げるような仕草が可愛らしい! あまりに見惚れていたので写真をあまり撮れませんでした。 ぜひ皆さんにも見てほしい演目のひとつです。   平倉神楽:迫力たっぷりの悪神退治の舞と優雅な天女の舞 【松浦】
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