mark リトアニアと遠野


リトアニア共和国はヨーロッパのほぼ中心に位置するバルト三国の一つです。 日本とは戦前から外交関係があり、1939年に当時の暫定首都・カウナスに領事館が開設されました。この領事館は第二次世界大戦時、領事代理であった杉原千畝(すぎはら ちうね)がポーランドなどから逃れてきたユダヤ系避難民に対して日本通過ビザを発給した場所としても知られています。日本外務省の反対を押し切って発給したこのビザによって、約6000人の避難民がナチスドイツの迫害から救われました。後年、千畝はイスラエルから「諸国民の中の正義の人賞」が授与され、世界的に高く評価されています。 この千畝の勇気ある決断と実行には、正義感あふれる妻・幸子(ゆきこ)の力強い支えがありました。幸子の父・菊池文雄は遠野出身であり、市内には杉原千畝・幸子夫妻の顕彰碑が設置されています。 DSC_7886 今年7月、在リトアニア日本大使館の重枝大使がそういった縁で遠野を訪問し、記念に大使館からリトアニアの絵本5冊が遠野市に寄贈されました。10月6日(木)まで市立図書館のカウンター前にあるミニコーナーに展示しています(貸出不可、閲覧のみ)。日本ではなかなか見ることのできない、リトアニア語で書かれた絵本です。言葉はわかりませんが、表紙の裏には大使館の職員による絵本の日本語の説明があります。 絵も可愛いのでぜひ手に取ってご覧ください。 DSC_0238

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