mark かみんぐすぅーん…トイレ展!!

トイレ展 ポスターのコピー

来月11月2日(金)から12月28日(金)まで
「厠・便所・トイレ ~遠野のトイレの歴史~」を開催します。
通称トイレ展です。

皆さんの生活に欠かせないトイレ、そのトイレの歴史を知らない人は実は多いのではないでしょうか。
今回は素朴なトイレが如何に人間の生活に密着して発展していったのか、トイレの移り変わりとは、そしてうんこの本当の価値とは!?トイレットペーパーが出る前は木の棒で尻を拭いていた!?などなどトイレに関する様々な展示を行います。
(ちょっとした出来心で企画したら神代までさかのぼって文献を読まなければならなくなった学芸員の汗と涙の解説もあります。)

今回は子ども向けのシートも作りましたので、ぜひお子さんの冬休みの自由研究にもどうぞ!

また、開催日初日の2日(金)には学芸員による展示解説も行います。
時間は
1回目が午前10時30分から午前11時まで
2回目が午後1時30分から午後2時まで
になります。
時間になりましたら、遠野市立博物館企画展示室前にお越しください。

※遠野市民の方は無料で見学することが出来ます。

(小原)

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mark 博物館実習お疲れさまでした

遠野市立博物館では8月の末に学芸員の資格取得を目指す学生さんのために、博物館実習を行っております。当館は特に学部や専攻について制限を設けていませんので、毎年様々な学科や専攻の学生さんがやってきます。
今年も1週間行った実習の中から少しだけ内容について、ご紹介します。

まず初めに資料の取り扱いについて学びます。
博物館や美術館、その館によってやり方は違いますが、基本は一緒です。
実習生達は調書(他館から資料などを借りる際に、双方で確認しながら書く確認用の紙です)の取り方や、資料の梱包の仕方、梱包材の作り方まで学びます。
(綿を中性紙である薄葉紙で包んで梱包材を作っている様子)
学芸員日誌 1

調書の取り方や資料の取り扱い方は、とても丁寧でしたが梱包材作りに思いのほか四苦八苦していたのが個人的には印象的でした。

また今回は、市内の中学生に対して実際に解説業務を経験してもらうため、初日に解説の練習をしました。実習生達はそれぞれのコーナーを担当して解説します。今回はコーナーごとの解説になりますが、通常学芸員は全ての展示室を解説出来なければなりません。1つの資料に対して10、20の事を知っていることは学芸員としては当たり前ですが、限られた時間の中で特に伝えたい事を精査し、伝える相手によって内容の伝え方を変えていかねばなりません。(小学生なら分かりやすい言葉で、遠野が初めての人は遠野についても一緒になど)
実習生達は限られた時間の中で、どこを伝えるか吟味しているようでした。また、やはり緊張してしまうのか全体的に声が小さめになってしまう実習生もいて、そこを反省している実習生も多くいました。
(解説は簡単なようで意外とむつかしいのだ!!頑張れ実習生)

学芸員日誌 4

そして当館に来る実習生の最大の目的と言っても過言でもない、刀剣実習も行いました。
刀剣の手入れは手順こそ簡単ですが、刀の種類によって柔軟性が求められる作業です。
しかし、実習生は真剣に刀を手入れしていきます。(当館には実戦で使用した刀もあるので、刀を受けた際の傷などもこの時に説明していきます)

学芸員日誌 3
刀の手入れは本数をこなせば上手く出来るようになるので、あまり機会はないと思いますが、是非覚えておいてほしいです。

その他、埋蔵資料の注記や拓本を取ったり(拓本とってます↓)

学芸員日誌 2

教育普及事業の一環である、勾玉作りを実際に体験したりしました。
(教育普及活動も博物館の大切な業務であり、それを自分達が身をもって体験することはとても大切なことです)

今年は計7人の実習生が博物館実習を終えました。
学芸員にならずとも、今回の実習は社会人になった時に何かの役に立つかと思いますので、是非糧にして頑張ってほしいです。(博物館にもまた遊びに来てね)

1週間、大変お疲れ様でした!!

 

(小原)

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mark 【大修復!劇的ビフォーアフター】

   国の重要文化財に指定されている「千葉家住宅」は、現在約十年がかりの大修理工事が行われています。その現場の一部をご紹介します。

風呂【小】          千葉家釜跡

Before                                                    After

  After画像の中央は昭和49年に設置された五右衛門風呂があった跡です。ここで薪を焚いて風呂を沸かしていました。長年の炎で土が赤く焼けているのが判ります。手前の洗い場だったところを発掘すると、馬釜の跡が見つかりました。ここは、人が住んだ母屋部分と厩の間にあたる土間であるため、馬も暖を取れるよう設置されました。THE家。

 

ウチニワ7-1【小】           曲がった梁   

Before                                                       After

  昭和の改造で取り付けられていた鴨居の裏にはうねった梁が。絶妙なラインですね。

 

二階東6アップ          新聞広告

Before                                    After

  かつて2階の座敷は主人一家が寝起きする部屋だったそうです。ガラス戸奥の壁紙を剥がすと明治41年発行の新聞が。当時のレトロな広告にしびれます。これによりこの部屋の改造が明治頃に行われたということがわかったそうです。
写真には写っていませんが、この壁の反対側の壁には何やら不穏な落書きが…。

 

主屋_外11【小】         DSC_0018

Before                                                     After

  なんということでしょう!千葉家のシンボルである大きな茅葺が剥され、巨大な骨組みが姿を現しました。こうしてジャングルジムのように組み上げる構造は曲り家では珍しく、特徴の一つに挙げられます。アステカのピラミッドみたいですねえ。
座敷の外側にあたる左下の壁だけ土壁が施されていないことにお気づきでしょうか。詳細は不明ですが、「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という俗信によるものとのことです。

 

ウチニワ4【小】         番付

Before                                                  After

  指で示した数字は「柱番付」です。主要な柱に墨で記され、効率的な組み立てや平面図上で位置を正しく把握するのに用いられます。

 

土蔵1【小】          板葺

Before                                                  After

  高い足場が組まれる工事中しか拝めない!瓦を剥いだ蔵の屋根です。元々の屋根の姿が現れてきました。今では高価なクリの板で葺かれています。ここまで歪みもなくきれいな状態で保存されているのは貴重だそうです。この蔵は2階建てと3階建てがくっついていて、2階建て部分は主に食糧庫、3階建て部分は書庫や貴重品入れとして使用されていたようです。

  8月5日には現場見学会が開催され、匠たちによる解説も行われます(要予約)。貴重な機会をお見逃しなく! →<第二回千葉家保存修理工事見学会チラシ>

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mark 試作品製作しました!

博物館、今年の夏季特別展はズバリ「河童」!!
子どもにも親しみやすいテーマということで、今年は河童をモチーフにワークショップを行うことにしました。
作るものは紙とセロハンで作るステンドグラスです。
当日と同じ時間でとりあえず学芸員が制作してみることに。

学芸員日記 2

下書きを書いて、どこを抜くか考えて……。
(器用な方ではないので、カッターとはさみを交互に使って汚く切れた部分も証拠隠滅です!!)

作りながら「子どもたちはどこでつまずくだろう?」「どこが分からなくなるだろう?」「どこが楽しいかな」など考えながら作ります。
途中制作過程やポイントのメモを取りながら進めていきます。

(このあと色の配分に悩むことになる私の作品↓)
学芸員日記
大人の私たちなら時間に余裕をもって完成するだろうと思っていましたが、結局2時間ぎりぎりまでかかってしまいました。
(子どもたちに作ってもらう際には時間配分に気を配る必要があります……。今後の課題です。)

当日対応する職員3名で制作してみましたが、同じ「河童」というテーマでも字を入れる職員や展示予定作品を再現する職員がいて、様々な作品が出来上がり面白いなあと感じました。
当日の子どもたちはいったいどんな作品を作ってくれるでしょうか?

(小原)

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mark 博物館オリジナルマスキングテープ出来ました!!

編集 マステ写真

遠野市立博物館オリジナルのかっぱマスキングテープが出来ました。
博物館のみで取り扱っている限定品になります。
白地に踊り狂う色とりどりの河童が映えます。この河童は遠野の郷土芸能や名産品などを持っているのでよーく見てみてくださいね!
お土産や普段使いにぜひどうぞ!!

遠野市立博物館受付にて販売中、1つ400円(税込)

 

 

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